奈良県吉野郡天川村洞川にある龍泉寺は、
近畿36不動尊霊場の第31番札所です。
今回、プチ行者修行のモニターツアーなるものに参加させていただきました。
なんと、日本でも有数のパワースポット大峯山龍泉寺で 修行の成功祈願やお坊さんの講話、写経、水行、護摩供に続いて洞川温泉にゆっくり浸かり、精進揚げを頂くというとっても贅沢なプラン。
まずは龍泉寺の様子から。
立派な赤い門をくぐると、すぐ右手に水行がおこなわれる場所があります。
水場の奥に立っているのはお不動さんと役行者さん。
修験者さんたちは、聖なる山に登る前にここで水行をして身を清めるそうです。
奥に入っていくと、湧き水の入り口が。
柄杓が用意されてあったので、ありがたく頂きました。
雪の降る寒い時期でしたが、予想していたような凍るほどの冷たさではなくほどほどの冷たさ。
これなら後から行う水行も ちょっとは楽・・・かな?
境内にはあちこちに水場があり、湧き水で囲まれたとっても静かで荘厳な場所です。
こんなのもありました。
「なで石」と言って、始めに「ばかやろう」と言って石を叩いた後で持ち上げると、とっても重く感じるのですが、「大好き 可愛いね」と言って石をなでた後に持ち上げると、軽く持ち上げられるということで・・・興味津々でやってみました。
結果は、本当に 優しい気持ちでなでた後は軽く持ち上がったのに、「バカ!」と叩いた後は重くて持ちあげられなかった(笑)
これは、生き物だけでなく、石や鉱物などどんなものにも魂(?)想い(?)のようなものがあるということ、万物に対していたわりの心で接しなさいという教えだそうです。