これまでに宿泊した中で一番最高だと今でも思う宿に、島根県有福温泉の「竹と茶香の宿旅館樋口」があります。
”竹と茶香”と謳ってある通り、竹林を歩いているかのような趣のある廊下、お香を楽しむための小部屋、好みのお茶を好きなだけ楽しめる多種類のお茶のサービスなど視覚・嗅覚・味覚を楽しませてくれるサービスが満点の宿です。
廊下を散策すれば、5種類の利き酒ができる休憩スペースを見つけ、紅茶の茶葉が10種類ほど陳列され自由に飲めるカフェスペースもあり、廊下の棚に「ご自由にお取りください」とみかんの入れられた籠を発見し、茶香としても飲料用としても利用できる茶葉が20種類置かれた棚で部屋に持ち帰る茶葉を厳選し、散策から一時お部屋に戻って露天風呂でゆったり。
お部屋で夕食を楽しむことが出来るため、2人っきりの時間を過ごすことが出来るのもおススメの一つ。島根県名物の高級魚・のど黒を味わうことが出来、島根牛も登場する豪華な夕食が楽しめました。
また散策に出ると、図書・DVDがたくさん置かれた休憩スペースでガラス筆を発見。メッセージカードが置いてあるので、旅の思い出を書くことが出来ます。
そのお部屋のそばの壁にはトトロのめいちゃんが入っていきそうな小さな入口があります。入口をくぐってみると、中は小さな小部屋になっており、数種類のお香の香りを楽しむことが出来ます。
2度目の散策を終えてお部屋に戻ると、布団の準備がされ、テーブルの上に「お夜食にお召し上がりください」とおにぎりとミネラルウォーターが置かれており、このサービスにまた感動しました!
宿泊部屋だけでなく、館内全体を遊び・くつろぎのスペースとして最大限に利用することができる最高の宿でした。ぜひ、また宿泊をしたいと思います。