所持金1万円でどれだけ巡れるか?学生時代の北海道旅

赤煉瓦

私が思い出に残っている旅行は、学生時代に行った“北海道車中泊旅行”です。

この旅のテーマは【所持金10000円(ガソリン代別)で道内弾丸の旅】です。

所持金10000円でどれだけ巡れるかという、お金のない学生ならではの旅でした。

この旅は冬の札幌からスタートしました。

まずはじめに行ったのは、函館。

函館といえば『赤煉瓦』『函館の夜景』。函館山のロープウェイは、やはり観光名所なだけあって、観光客がいっぱいいました。

幸いこの時の函館は雪が少なく空気が澄み渡っていおり、絶景を一望できました。その後は節約の為、1回目の車中泊。

次に向かったのは層雲峡の『氷瀑まつり』。

毎年スタンプラリーのような催し物が行われており、会場にはお土産や暖かい物などが売っているプレハブ小屋もあり、寒くなったら暖をとることも出来ます。

こちらも冬に行くべきオススメスポットです。

この時は日中に訪れましたが、夜はライトアップされていてとても綺麗なんだとか。

次はそのまま南下し、室蘭へ。

室蘭の観光名所といえば『白鳥大橋』、『地球岬』、『工場夜景』、『室蘭焼き鳥』ではないでしょうか。

私も室蘭焼き鳥が大好きです。

室蘭焼き鳥は、焼き鳥という名にも関わらず、実は豚肉を使用しているんです。こいつを練り辛子で頂くのが最高に美味しいです。

やはり車中泊です。

そして富良野へ向かうべく早起きをして出発。

実際のところは寒さで目が覚めてしまうのです。やはり学生ですね、そんなことすらも面白おかしく過ごせてしまうんです。

今思えば若気の至りです。富良野へ向かいつつ途中で寄り道なんかもして。

富良野についたのはそれから2日後の夕方でした。

向かう途中の日帰り温泉の施設で面白い缶ジュースの自動販売機を見つけた。どうやらご当地缶ジュースというものがあるらしい。

北海道に住んでいても知らないことが沢山あるということを再認識できた。

富良野では『吹上温泉』という秘湯に入った。

そこは、富良野でおなじみ「北の国から」の撮影にも使用された場所。

この温泉は“身体の芯から温まる”という言葉がもろにわかるほど、出た後しばらくポカポカでTシャツで過ごせるほどだった。

忘れてはいけない、この旅行は冬であるということを。それほどポカポカになる。

ここは自然に囲まれた場所なので、夏場はとても清々しく爽やかに感じるであろう素敵なスポットだった。

そしてこの日も当然、車中泊。

結局10000円で1週間過ごせたのですが、まだまだ紹介したい素敵な場所や景色がたくさんある。

計画なしの弾丸ツアーもまた、素敵な場所を見つけられる楽しみの一つではないだろうか。

 

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